担当衛生士制のもと、歯周状態の変化を継続的に把握しながら治療・管理を行っています。
まずは一度、ご相談ください。
歯周病は、歯と歯ぐきの境目に溜まった細菌が原因で、歯を支える骨や組織が壊されていく病気です。初期段階では自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに進行しているケースが少なくありません。ひばり三国歯科では、歯周基本治療を丁寧に行うとともに、担当衛生士制によるメンテナンスで歯周状態を継続的に管理しています。西東京市ひばりヶ丘で歯ぐきのトラブルが気になる方は、お気軽にご相談ください。
歯周病の治療において、通院のたびに担当者が変わると、口腔状態の細かな変化を把握しにくくなります。当院では歯科衛生士の担当制を導入しており、同じ衛生士が継続して患者様の歯周状態を確認・記録しながら治療を進めています。担当衛生士が患者様の口腔環境の変化に気づきやすく、よりきめ細かな対応が可能です。
歯周病は治療が完了した後も、再発リスクがある病気です。当院では、歯周ポケットの深さ・PCR(プラークコントロールレコード)・外的リスク要因などを総合的に判断し、患者様ごとに適切なメンテナンス間隔を設定しています。基本的には3〜4か月に一度のペースをご案内していますが、状態によって調整します。継続的な管理で、治療の効果を長く維持することを目指しています。
歯周病は「サイレントディジーズ(静かな病気)」とも呼ばれるほど、初期段階では自覚症状が出にくく、気づいたときにはかなり進行しているケースも少なくありません。気になる症状がないか、以下の項目を確認してみてください。
| チェック項目 | はい | いいえ |
|---|---|---|
| 1.歯磨きのときに出血することがある | ||
| 2.歯ぐきが赤く腫れている、または触ると痛い | ||
| 3.口臭が気になる、または周囲から指摘されたことがある | ||
| 4.歯ぐきが下がってきた気がする | ||
| 5.歯がしみる感じがある | ||
| 6.硬いものが噛みにくくなった | ||
| 7.歯がグラグラする感じがある | ||
| 8.歯と歯の間に隙間ができてきた気がする |
当てはまる項目が1〜3個の場合は、歯周病の初期サインが出ている可能性があります。4個以上当てはまる場合は、すでに歯周病が進行しているかもしれません。0個の方も、自覚症状がないまま進行するケースがありますので、定期的な検診を続けることをお勧めします。
※このセルフチェックはあくまで目安です。正確な診断は歯科医院での検査が必要です。気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。
細菌が歯と歯ぐきの境目に溜まり、歯ぐきだけに炎症が起きている状態です。歯磨きの際に出血しやすくなりますが、骨への影響はまだありません。この段階では、適切なクリーニングとセルフケアの改善によって回復が期待できます。
炎症が歯ぐきの内側へと広がり始め、歯を支える骨(歯槽骨)にわずかな吸収が見られる段階です。歯周ポケットが深くなり、歯石が蓄積しやすくなります。自覚症状はほとんどないことが多いですが、定期的な検査で発見できる段階です。
骨の吸収がさらに進み、歯周ポケットが深くなった状態です。歯のしみや口臭が目立つようになり、歯ぐきが下がってきたと感じる方も増えます。この段階でも適切な治療によって進行を抑えることが可能です。
骨の破壊が大きく進み、歯がグラグラしてくる段階です。膿が出たり、噛むたびに痛みを感じることもあります。重度になると、歯を残すことが難しくなるケースもあるため、早期の治療が重要です。
歯周病の直接的な原因は、歯と歯ぐきの境目に溜まるプラーク(歯垢)の中に含まれる細菌です。プラークは食後8時間ほどで形成され始め、除去せずに放置すると歯石へと変化します。歯石になると歯ブラシでは取り除けなくなるため、歯科医院での歯石除去が必要です。
喫煙は歯周病の大きなリスク要因のひとつです。タバコに含まれる成分が歯ぐきの血流を悪化させ、免疫機能を低下させることで、歯周病が進行しやすくなります。また、睡眠不足や偏った食習慣による免疫力の低下、ストレスなども口腔環境に影響します。
歯と歯ぐきの境目や歯間など、磨き残しが多い部位に細菌が蓄積することで、炎症が起きやすくなります。ブラッシングの回数よりも、磨き残しをなくすことの方が重要です。
歯周病は口の中だけの問題ではなく、全身の健康とも深く関わっていることが多くの研究から示されています。歯周病菌が血流に乗って全身へ運ばれることで、さまざまな疾患との関連が指摘されています。
特に関連が深いとされているのが糖尿病です。歯周病が重症化すると血糖コントロールが難しくなり、逆に糖尿病の悪化が歯周病を進行させるという双方向の関係があることが知られています。そのほか、動脈硬化・心疾患・誤嚥性肺炎・早産・低体重児出産などとの関連も報告されています。
持病をお持ちの方や、全身的な健康管理に不安をお感じの方は、口腔環境を整えることがひとつの入り口になることがあります。気になることがあればお気軽にご相談ください。
歯周ポケットの深さの測定、レントゲン撮影、PCR(プラークの付着状況の確認)などを行い、歯周病の程度と範囲を正確に把握します。検査結果をもとに、治療方針をご説明します。
歯の表面や歯ぐきの中に溜まった歯石・プラークを専門的に除去します。歯ぐきより上の歯石を取り除くスケーリングに加え、歯周ポケットの深い部分の歯石除去・歯根面の清掃を行います。多くの場合、この歯周基本治療を丁寧に繰り返すことで症状の改善が期待できます。
歯周基本治療の後、一定期間をおいて再度検査を行い、治療の効果を確認します。歯周ポケットの改善具合やプラークコントロールの状況を評価し、追加の処置が必要かどうかを判断します。
歯周基本治療で改善が不十分な深いポケットや骨の欠損がある場合には、歯周外科処置を検討します。
治療終了後は、定期的なメンテナンスへ移行します。担当衛生士が継続して歯周状態を管理し、プラークや歯石が再び蓄積しないよう専門的なクリーニングを行います。
治療後の口腔状態を維持するためには、毎日のセルフケアが欠かせません。特に歯と歯ぐきの境目や歯間部分は汚れが溜まりやすいため、歯ブラシに加えてフロスや歯間ブラシを取り入れることをお勧めします。
喫煙している方は、禁煙が歯周病の予防・改善に大きく影響します。また、規則的な食事や十分な睡眠、ストレスの軽減といった生活全般の見直しも、口腔環境の改善につながります。
歯周病は、治療が完了したあとも継続的な管理が必要な病気です。どんなに丁寧にセルフケアをしていても、専門的なクリーニングでしか除去できない汚れや歯石は蓄積していきます。3〜4か月に一度のペースでのメンテナンスを習慣にしていただくことが、再発防止の基本となります。
歯磨きの際の出血は、歯肉炎や歯周病の初期サインであることが多いです。健康な歯ぐきはブラッシング程度では出血しません。出血が続く場合は、一度ご来院いただき検査を受けることをお勧めします。早い段階であれば、比較的短期間で改善できるケースがほとんどです。
歯周病は、進行した骨の破壊を元の状態に完全に戻すことは難しい病気です。ただし、適切な治療と継続的なメンテナンスによって進行を止め、現状を長く維持することは十分可能です。「完治」よりも「管理・維持」という考え方で取り組んでいただくことが大切です。
歯周基本治療(スケーリング・SRP)は、歯周ポケットが深い部分の処置では麻酔を使用することがあります。症状の程度や患者様の感覚によって異なりますが、強い痛みが出ないよう配慮しながら進めますのでご安心ください。
深い関わりがあることが知られています。歯周病が悪化すると血糖コントロールが難しくなり、糖尿病の進行にも影響するとされています。糖尿病をお持ちの方は特に、定期的な歯周管理をお勧めしています。
歯周基本治療(スケーリング・SRP・PMTC)は健康保険が適用されます。費用の目安は歯の本数や状態によって異なりますので、詳細は診察時にご確認ください。